2013年12月11日水曜日

いつも新潟大学農学部 生産環境科学科のブログを
お読みいただきありがとうございます。

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今後とも当ブログをよろしくお願いします。

2013年12月7日土曜日

コンパス測量

9月に実施した経営系実習からコンパス測量の様子です。
林内でプロット(サンプル用の調査区)を設置するのにコンパス測量が使われます。
コンパス測量は簡便な測量方法で,森林調査では昔から良く使われているものです。
通常のコンパスと違うのは距離測定用にVertexを取り付けるゴンドラを装着しているところです。
方位はコンパスで確認し,距離はVertexで測定します。





2013年12月4日水曜日

生物多様性戦略を組み立ててみよう!@ビオトープ計画及び環境アセスメント演習

実は、ビオトープ実習も3テーマ目!
熱い!関島先生担当です。
国や市町村で作成されている生物多様性戦略を組み立てます。最初は、生物と人間生活が関わり、どんな地域になってほしいのか将来像を描きます。
なんと10年後から50年後、100年後まで!

地域の特徴を把握するために現地を見学。
右奥:夏井のはざ木(刈った稲を干すための木)
ふつーの水田に見えますが、昔 鎧潟だった場所

今回は例題として、新潟市西蒲区に行ってきました。
熱く!語る!関島先生

例題から組み立て方を学んだ後は、実践あるのみ!

各グループで新潟市の区を1つ担当。生態系情報の他に、人口動向や産業構造も要チェック。データから100年後の将来目標を議論!
気になる結果は、最終発表までお待ち下さいね~。

bunaでした~。

2013年11月29日金曜日

新潟大学に初雪!

朝、起きたら一面まっしろ!!!

新潟大学にも今年初の積雪です。
季節はすっかり冬ですね。雪に慣れるまでは、足下や運転に十分気をつけたいですね。
おまけ:農学部の庭の小鳥たち

bunaでした~。

2013年11月27日水曜日

宇宙から見た地球と比較!@GIS・リモートセンシング演習


意外と身近に使われているGIS技術!
衛星画像を見ながら、現場を確認する「グランドトゥルース」を10月末実施。
方位を見る人、写真を撮る人、指で方向チェック!

最初は、ハンディGPSで緯度経度の記録。
衛星画像との関係を分かりやすくするためには、方位も大事!方位磁石を見ながら写真撮影(現地の記録)です。
西蒲区周辺の衛星画像と現地を比較
みんなで衛星画像を確認

今回は新潟市西蒲区 角田山周辺を見学。水田・広葉樹・針葉樹・畑など8つの土地利用を比較。
大学のパソコン室。いつもはここで作業。

見学の後は、大事な取りまとめ!
位置を入力したり、画像を貼ったり、パソコンとにらめっこ。

担当は村上先生。きっと後から、詳細な別記事がアップされると思います!

bunaでした~。

2013年11月21日木曜日

企画展「出雲崎沖海底古木の謎を追う」新潟駅すぐの「ときめいと」で開催中!

中田先生 監修の企画展が1月8日まで開催中です!!
新潟駅に直結しているプラーカ1 新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」なので、アクセス抜群!

テーマは「出雲崎沖海底古木の謎を追う

新潟駅にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

bunaでした~。


2013年11月20日水曜日

マツ枯れ進行中の海岸林を再生しよう その3@ビオトープ計画および環境アセスメント演習

マツ枯れが進む海岸林の管理計画について、最終発表です!
最終発表には、新潟県庁と新潟地域振興局の方にも参加していただきました。

発表するために、マツ枯れの速度予測、常緑広葉樹の成長速度予測、ニセアカシアへの対応などなど色んな内容が絡んでくため、準備に大忙し!
海岸林管理がいかに難しいか、実感しますね。

海岸林にマツ枯れが進むことを予測して、常緑広葉樹のシロダモ・タブノキの植栽や管理方針をグループごとに提案。
5年後~20年後までの横断面図と樹冠投影図で、将来像がイメージしやすいですね。

新潟市の西側地域の海岸林では、常緑広葉樹の樹下植栽が試験的に始まります。
紙谷先生からは「今回の予測がどのくらい現実になるのかモニタリングが重要」とのこと。

飛砂・防風のために必要な海岸林をどのように維持すれば良いのか、これまでの授業内容を総動員して1ヶ月取り組んだ課題でした。
卒業研究の取り組みを考えるきっかけになれば、理想的ですね。履修者の皆さん、お疲れ様でした。

bunaでした~。

2013年11月13日水曜日

マツ枯れ進行中の海岸林を再生しよう その2@ビオトープ計画および環境アセスメント演習


今回は、マツ枯れが進み、マツ以外の樹木が進入してる新潟市の西側の地域へ。
マツが少なくなり、光環境が良いため、多くの落葉広葉樹が生育しています。
広葉樹が多い西側の海岸林
比較用:青山の海岸林

ほぼマツのみの青山海岸林と比較して、林床は低木が多いですね。

2箇所の海岸林で現状や将来像など、ポストイットに記入してワークショップを実施。
グループ内で現状からどう対応すれば、将来理想的な海岸林になるかストーリーを議論。

ストーリーの根拠を得るため、追加調査や論文調査をグループで検討。
次週の取りまとめに向けて、一歩前進です!

bunaでした~。

2013年11月12日火曜日

雑誌に載りました。

GIS NEXTという雑誌があります。
そこに名前と写真が掲載されたので紹介します。
村上研にとっては欠かせないツールであるERDAS IMAGINEのユーザー向けフォーラムで事例紹介をしました。

pdf版
(GIS NEXT45号より転載)

以上,村上でした。

2013年11月6日水曜日

道路設計が決めて!林業の効率アップに@林道設計実習


林業地に必ず存在するもの。。。。
それが林道!
アクセスが良くなったり、木材を運搬しやすくしたり、林道があることで作業のしやすさが変わってきます。
その林道がどのように設計すればいいか、学びます!担当は権田先生です。

最初は、平らなところで手順を確認。

それでは、いよいよ本番!森で実践です。角度を測ったり、

杭を打ったり、

地道な作業で道路の中心線を設計していきます。

測った後は、定番の製図。

平面図、縦断面図、横断面図の3種類。

カウンターでカチカチ断面積を数えるんですが、ここは集中力が大事!

最後の夜は、みんな大好きバーべーキュー!

両津港に行く途中でちょっと寄り道。トキ交流センターへ。

生産環境科学科なら一度はトキと見ないとね!

望遠鏡越しですが、くっきりとトキが見えましたよ~。
bunaでした~。

2013年11月1日金曜日

新大祭、そのときの農学部は?


10月中旬新大祭が開催されました~。

農学部附属の農場からも出店!農場産の野菜と焼き芋販売。
寒かったので、お手頃な焼き芋は大人気!

村松の牛乳を使用したアイスの試食もありました。

パッケージデザインに関するアンケートもあり、今後どうなるのか!

初日は農学部の秋のオープンキャンパスを開催。ご参加ありがとうございました!

2013年10月30日水曜日

マツ枯れ進行中の海岸林を再生しよう@ビオトープ計画及び環境アセスメント演習


新潟市周辺では、風、砂、潮風から街を守るためにクロマツ海岸林が植栽されています。
ですが、マツ枯れが起きて、維持が難しくなっている海岸林を将来どのように管理していくべきか、森林環境学コース3年生が考えます。
担当は紙谷教授!

防風などの機能維持と生物多様性の観点を加えて、提案するためにこれまでの学習内容をフル活用。
マツ枯れで枯れたマツ

マツ枯れ:マツノマダラカミキリを媒介としてマツノザイセンチュウがマツに進入することでマツが枯れる病気
枯れた後に伐採し、適切な処理を実施しないと被害が広がります。
対策は、いろいろありますが予算や対象範囲の広さから完全には防げない状況です。

マツ枯れが広がらない場合の海岸林管理を案内する看板。
海岸林は周辺住民の方から散歩などに利用されています。

マツ枯れしていない海岸林。構成している樹種はクロマツがメイン。

海から離れた海岸林では、広葉樹が主になっている場所もあり。

植栽計画も視野に入れて、樹冠の広がりを計測。

データを見ながら、どのような計画が考えられるのか検討中。

今回の課題は、森林環境学コースのこれまでの学習内容の集大成。それだけに難しいですが、新潟の海岸林を守るために検討していきましょう!

来週は、マツ枯れが進んでいる海岸林を検討します。

bunaでした~。